J専 学校が一番だと思う理由 -ママはピアノが弾けないよ?-

ピパンジ。娘①の日課のことだ。

小学校入学(J専進学)から、「ピアノの練習」と「漢字練習とパズル」を毎日やることにしている。ピアノのピ、パズルのパ、漢字のンジ、略してピパンジだ。

「やったの?ピパンジ」

「パンジはおわったよ。テーブルにあるからマルつけて」

という具合だ。ピとパンジ、どちらに重きがあるかといえば、パンジである。

朝、起きたら朝食前にパンジをやる。合わせて30分。パである、パズルは1日でとけない問題もあるが、ぜったいに私は教えない。持ち時間は20分。その間だけ考える。1週間以上、考え続けることもある。漢字は1日2文字のゆっくりペース。それを繰りかえしていく。どちらも毎朝、私が赤を入れてやる。この時点でたいがい、朝食の時間になるので、ピは自動的に午後の学校帰宅後になる。

そして、①に「ピパンジよりも大事」と教えているのが「学校の宿題」である。

学校から帰宅したら、ぜったいに学校の宿題をやらせる。その後、友だちと遊びに行く。ピは遊びから帰ってきてからやればOKである。レッスンがある日も30分でもあれば、遊びに行ってきてもいいことになっている。その結果、遊び疲れて寝てしまって、個人レッスンを休んだことさえある。私は怒るが、遊びを禁止にはしない。①にとって、学校の勉強と友だちが、彼女の「骨」であると思うからだ。

ピアノは本人が選んだ本気のゲームなら、学校は人生の骨格を作るところだ。どんなゲームも「学校のことをやってから」である。手紙もかけない、おつりも8掛けもわかんないんじゃあ、買い物も交渉もできないよ、生きてけないよ、とつねづね私は①に言う。そして、じぶんで友だちと遊びの約束の話もできないんじゃあ、契約とか仕事もできないよ、と。

J専の仲間は本気ゲ-ムの戦友。ピアノは①のSide Bだろう。練習は本気で取り組ませるし、私もサボったら怒る。そして、小さかろうがコンクールや舞台という非日常、人前にでるという経験をさせる。AB両面、交互に入れ替わる時も来るだろう。それは幼かろうと本人と話をするし、第一に彼女が決めることだ。ただし、片方の振り子だけは、ナシ。

本気のゲームの土台であり骨幹となるものを、ビルドアップさせていくーーそれがJ専ママである私の出口戦略、なーんて。

今、①は右手を骨折している。そんなふうに、いつかゲームで心折れるような日がくるかもしれない。そんなのとき、痛くてもポッキリ折れないような、丈夫な、丈夫な骨に育っていてほしい。

・・・子どもの日を前だからかな?考えちゃったよ。

 

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J専 グループレッスンと学校 ーママはピアノが弾けないよ?ー

久しぶりのJ専ばなし。5月は大手音楽教室の新年度だ。

娘①もいよいよ2年目に突入する。どんな時でも①は「辞める」と言ったことがない。かかわって6年目に入るが、一度も、だ。

相変わらず①はグループが大好きである。右手を骨折してても休まない。1年目のグループ最後の日、皆勤賞をもらった。個人は欠席してもグループは休んでいなかったらしい。ちょっとびっくりした。

グループレッスン日には、10分前くらいになると、学校帰りの子どもたちが三々五々に集まってくる。8人の男女半々で、みんな学校は違う。最近転入生も入ってきた。

レッスンが始まるまでのちょっとの間、ものすごく賑やかだ。追いかけっこをしたり、なぞなぞしたり、本を読みっこしたり、あやとりしたり、じぶんの学校の話をしたり。あんまりうるさくて「静かに!」と何度言っても無駄だ。

レッスンでは本気で歌ったり、考えたり、表現したりすることを誰も馬鹿にしない。学校だと「あいつマジだよ」とか、突出したことをすると、なんだか引かれちゃったりーーー本気を馬鹿にする傾向がある。ちゃんと発音できるのに、変な日本語発音をあえてするような英語の授業と一緒だ。

J専はグループだろうが、「本気」が当然だ。もちろん、間違うこともある。恥ずかしい時もある。(①もたまに恥ずかしくて、私に八つ当たりする)J専は、ピアノはもちろん、アンサンブルの立ち位置でも才能が物言う世界だ。順番にトップの位置なんてことはない。どこまでも学校の教育とは真逆である。半端ない練習量、どんなに小さくても才能次第、それを「子どもには酷だ」という人もいるが、それがどうした、だ。

競る相手がいて、酷なほど「本気」のゲーム。面白くないわけがない。

・・・ゲーマーな①が辞めないわけだよ。

 

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うちのGW前半戦もよう。

GW。娘①②の希望は、ジジのうちに泊まりにいく。で、ジジと♪か~っぱかっぱか~~ぱずし♪を食べて、ゲーセンに連れてってもらって、だ。もうひとつはFujiQに行くこと。この前、家族でfujiQに行ってから、①②の遊園地ランキングは変わり、ネズミ御殿をおさえてFujiQがダントツ1位に躍り出たのだ。FujiQの代名詞的な70m超高低差のジェットコースターのFujiyamaを筆頭に、呆れるほどずぶ濡れになる(真冬)クールジャパーン、成金おタクの巣窟(?)に流れる水上を走るジェットコースター「流しますか?」、7歳の①がスタート早々30秒でリタイアしたお化け屋敷(マジで凝ってるし、長い)。半端ないアトラクションが数々ある。私も昔から一番好きな遊園地だ!ぜったいおすすめなのだが、まわりで行く子どもは少ない。(身長制限が多いからか。あ120以上ならたいがいいける)

ジジのうちは、後半戦で1泊(ジジがもたない)。で、FujiQだが、寒い&風邪っぴきの私が「やだ」発言で却下。ということで、どうなったかっていうと、

GWは映画祭り!

だ。昨日はクレヨンしんちゃん、今日はこれからプリキュアオールスターズ、明日はドラえもん日本誕生だ。彼(夫)は昨日「ヘッドホンして寝てくるわ」といって、①②を連れて映画館へでかけたが、帰ってきたら①が「パパ涙流して大爆笑してたよ」だって。40代後半男子でも超笑えるらしい。むしろ、それくらいじゃないとわからないギャグとか。

では、行ってきます。

 

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GWなんて大嫌い。

お題「旅行に必ず持っていくもの」

一番リラックスできるルームウェア。ふだんのじぶんが、ふだんの場所じゃないところに平行移動した感じが、いい。1日でも1週間でも、旅にはくたくたのルームウェアを持っていく。

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友人からの相談<長年の問題解決のはなし>

年上の友人が「これってどう思う?」と見せてくれたのは、パソコン画面上に開いた1通のメール。内容はただ1行あるのみ。差出し人は、友人の古くからの親友。でも数ヶ月前に亡くなっていた。「ドラフトしてあったものが、何かの拍子に送信されたんじゃないかな」と私。じつは、友人は親友を看取ることはできなかったことを悔いていた。まだ30代の女性、急な展開すぎたのだ。誰も予測はできない。その親友からのメッセージだったのだから、どうしていいか分からなくなったのだろう。

私は、彼女に言った。

最近ね、うちのおかーさんの長年の問題が解決したんだよ。問題っていうほどでもないんだけど、ときどき、20年以上前に亡くなった親友ふたりが、夢に出てくるんだっていうの。ずっと前から言っててさ。「あー、今日も、ひろちゃんたち出てきたよ」って感じで。ただね、ひとつ不思議なのが、ふたりともちゃんと年をとってるんだって。しかも年々。で、3人で「あー、年とったね」とかたまに言い合ったり。それはそれで楽しいような気がするんだけど、やっぱり親友たちといえど、それはあんまりよくないって。「やっぱり、釘もってるのがまずいのかなあ」っていうから、「釘?!」って、わたし目飛び出るかと思ったよ。じつは火葬した後、誰かが、おかーさんに「お守りになるから持っときなさい」って棺桶の焼けた釘をもらったっていうの。で、20年以上保管。今は仏壇に置いてあるって・・・兄(の仏壇)と一緒に?!めまいがしたよ。で、このまえお経読みに来たお坊さんにその話をしたら「ダメですよ!お守りになんかなりません!」って言われて、即おたきあげ行き。で、夢見なくなったって。

長くなってごめん。つまり、何が言いたいかっていうと、このメール保存しておいたらどうだろう。うちのおかーさんみたいに、夢で逢えるかもしれん。そんで、長いこと話したり、年とったねとか言い合えるかも。・・・だめ?

と言ったら、「トミ-・・・。やっぱ、削除するわ」だって。いまも友人の部屋には、その親友の写真が飾られている。私はこんな友人が好きだ。

 

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これって私だけ?<ニガテな人>

お題「これって私だけ?」

いつだったか「ピカソの周囲には死が多い」と聞いたことがある。その時、すぐに浮かんだのは、母のことだ。親、姉妹、親友たち、仕事、子どもと、幼くして親姉妹と死に別れに始まって、彼女の人生には満遍なく死がつきまとっている。もし私だったら、正直おかしくなりそうだし、暗くもなりそうだと思うのだが、まったく違うのだ。ピカソも陽気なおっさんだったというが、母も果てしなく陽気なおばさんなのである。暗さはみじんも、ない。

そのもの本体は、そのものを意識できないように、じぶんのことは第3者の視点でみることができない。死に神は、死そのものだとしたら、「死」自体を意識できない。死が恐れや悲しみだと思うのは、私が死に神ではないからかな。死は、考えるものの真反対の姿なのかも。だとしたら。・・・うん、めちゃくちゃ陽気なオトナには気をつけよう。

・・・と、子どものとき思ってた(母は対象外)。だから親の友人でピカピカした陽気な人はちょっと怖かった。陽気な人がニガテっていう人、結構いると思う。

陽気な人には死がにおう、って思うの私だけ?

 

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あなたの知らない世界<ある新入社員さんのお名前>

さきほど、彼(夫)からLineで「今夜は歓迎会」と連絡があった。新入社員さんの季節ですからね。・・・ということで、久しぶりに「あなたの知らない世界」。既知だったら、ごめんなさい。

さて。受付業時代、お客様(ビジネスパーソン)は地域で座り方が違う事に気がついた。お客様のソファーは黒の革張りで、たいだい30名ほど腰掛けられる、輪のように設置されているものだった。

まず、日本の方は必ず会社ごとに固まって座る。

・・・が、米国の場合、5名ほどで来たら、全員バラバラに座る。30名がけが無人だったら、そこに「これは5人用」と言わんばかりに座る。まったく悪気はない。だからイヤな感じもない。

東南アジアの方の場合、日本と同じようだけど、もっと親密そうによりそって座る。なんだかほほえましいかんじの座り方(?)。

韓国の方の場合、日本と変わらない。でもネームプレートとか受け取る時、片腕に片手を添える形が自然で、なんだか好ましかった。どんなに急いでてもやっちゃう、みたいな。あとはどこで喫煙可能か、質問されること多し。

中国の方は、米国と同じだ。ドーンってかんじで、広ければそれに合わせてバラバラで座る。たいがいアジアは何となく似てるけど、アジアの中でも広大な国土に育つ人はまた違うんだなあと思った。

で、中国はすごいな!と思ったのが、ある女性のお名前だった。その年の4月、10人ほどの新入社員が入ってきた。私は特に関係なかったが、女性が3人しかいないなかに、中国の方がいた。そのお名前がとても不思議に感じた。中国語がわからなくても、中国名は多少見聞きしている。でもこれはどんな意味なんだろう、そう思うような漢字があてられていたからだ。

「中国語は分からないのですが、とても珍しいお名前のように思うのですが、どんな意味なのですか?」

と、思わず私はその方に聞いてしまった。すると彼女は、「あぁ」とちょっと困ったように笑いながら、こう答えた。

「両親は男の子を望んでいたようなんです。だから、次に生まれる子は男の子でありますように、という意味なんです。」

ええ?!すごい倫理観だと思った。名前に木乃伊(ミイラ)とかつけちゃうより、今目の前に生まれたばかりの子を無視していると思うのは私だけだろうか。そんなお名前を持つ女性は、素朴な感じの小柄な可愛い女性で、いきなり不躾な私の質問にもイヤな顔せず、朗らかに答えてくれたよ。

さすが、中国。いろんなキャパが深い。

お名前シリーズ↓

tommynakamura.hatenablog.com

 

 

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