友人からの相談<長年の問題解決のはなし>

年上の友人が「これってどう思う?」と見せてくれたのは、パソコン画面上に開いた1通のメール。内容はただ1行あるのみ。差出し人は、友人の古くからの親友。でも数ヶ月前に亡くなっていた。「ドラフトしてあったものが、何かの拍子に送信されたんじゃないかな」と私。じつは、友人は親友を看取ることはできなかったことを悔いていた。まだ30代の女性、急な展開すぎたのだ。誰も予測はできない。その親友からのメッセージだったのだから、どうしていいか分からなくなったのだろう。

私は、彼女に言った。

最近ね、うちのおかーさんの長年の問題が解決したんだよ。問題っていうほどでもないんだけど、ときどき、20年以上前に亡くなった親友ふたりが、夢に出てくるんだっていうの。ずっと前から言っててさ。「あー、今日も、ひろちゃんたち出てきたよ」って感じで。ただね、ひとつ不思議なのが、ふたりともちゃんと年をとってるんだって。しかも年々。で、3人で「あー、年とったね」とかたまに言い合ったり。それはそれで楽しいような気がするんだけど、やっぱり親友たちといえど、それはあんまりよくないって。「やっぱり、釘もってるのがまずいのかなあ」っていうから、「釘?!」って、わたし目飛び出るかと思ったよ。じつは火葬した後、誰かが、おかーさんに「お守りになるから持っときなさい」って棺桶の焼けた釘をもらったっていうの。で、20年以上保管。今は仏壇に置いてあるって・・・兄(の仏壇)と一緒に?!めまいがしたよ。で、このまえお経読みに来たお坊さんにその話をしたら「ダメですよ!お守りになんかなりません!」って言われて、即おたきあげ行き。で、夢見なくなったって。

長くなってごめん。つまり、何が言いたいかっていうと、このメール保存しておいたらどうだろう。うちのおかーさんみたいに、夢で逢えるかもしれん。そんで、長いこと話したり、年とったねとか言い合えるかも。・・・だめ?

と言ったら、「トミ-・・・。やっぱ、削除するわ」だって。いまも友人の部屋には、その親友の写真が飾られている。私はこんな友人が好きだ。

 

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