ママという病

養老院に住む彼(夫)の叔母から手紙がきた。2回しかお会いしたことはないが、いつも手紙の中では、私たち家族を「唯一の肉親」と呼び、私の手紙を楽しみにしていてくれる。自身に3人のお子さんがいるはずなのだが、一度も話に出てこない。3人いるというのも彼(夫)から聞いた。しかし、今回はじめて手紙の中でお子さんについて触れられていたのだ。それは、じぶんの育ちが暗かったせいで、子どもを暗く育ててしまった、彼らに申し訳ないという懺悔だった。

暗いのは単なる個人の性格です。相手は無事に育ちあがって家庭を持つ40過ぎの大人ばかりです。いまごろ育ちも〇〇も関係ないです。

と、私は思わず読みながら突っ込んでしまった。叔母は子どもたちへの愛情表現が不足してたから、いま縁遠くなってしまったのだ、と思っているのかもしれない。理由はそれではないと思う。ママを持つ人なら、だれでもわかるだろう。ママはなんかずれてる、と。突っ走しるママは病なみだ。

これを返事にかいても、80歳を超えた妙齢の女子には心臓に悪いだけで、慰めにはならないだろう。なにより、喜ばない。

私自身が「ママという病」そのもの、である。すでにずれている、のだ。

最後に。ママは病っていうより、子どものレバレッジ要素みたいなもんかな、とも思う。子どもから「ゲ」って思われるくらいでなんぼだ、よ。じぶんを責めないで、ママ。

さて、どう返事を書くかな。

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