長年の謎を検証してみた-母は子のすべてがわかるのか-

「なんでママわかるの!?」と、娘①はよく言う。

いまトイレ行きたいでしょう、この曲きらいでしょう、これ食べたかったでしょう、もうみたらし団子は好きじゃないでしょう、なんかへんなことしたでしょう、等々、ママはあたしのいろんなことを当てていると。なぜならといえば、腹にいたときから彼女を見ている、世話している、嗅いでいる。そのせいかな、彼女の欲求がだいたい、わかる。だてに定点観測してないなあと思う。でも、それは彼女の表面上にでてきたものだ。正直、見知らぬ人のように娘①の中にも黒い穴があいているなあと思う。自分にもあるように、底知れぬ穴があいてる。相手がちいさな子どもだから、ではなく、人として分かりかねる何か。誰にも黒くて深い穴があいている。母親だから子のことはなんでもわかるーーそれ、本当かな?私には誰もわからないけどーーと、子どものとき思ってた。誰かのすべてがわかるなんて、どんな特殊な能力が与えられるのかと。母になれば。

そして今、やっぱり穴は穴で、娘だろうと他人だろうと、私からはうかがい知れないということがよく分かった。ということは、娘にも敬意をもって他人と同じように接するべきなんだね。月並みにも、なにがあっても我が子を考えている。でも、自分と同化しちゃ、うまくない。彼女の考え方も歩む道も。ひとつ、子どもの頃からの検証を完了。ちーん。

 

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