誰もが心震える、ことば。
アウローさんの読書感想を読んで、ふるふるしたので書いてみる。
少年は、袋を引き裂くと、夢中でチョココルネをほおばった。ぼくは、彼の近くへ恐る恐る近づいて、あざだらけ、傷だらけの足のすねを、遠慮がちになめてみた。
とても悲しい味。きのう今日じゃちょっと出せない、ねんきの入った悲しい味がした。
そして、とてもとてもさびしいにおいを、少年はまとっていた。
「さびしいにおい」っていうのは確かにある。別の言葉にすると「さびしいオーラ」ってとこかな。これは洋服とかじゃ隠せない。不幸のオーラをまとわないようにしたいとぼくは思ってる。それには中身をなんとかするしかない。
誰からも愛されないって悲しい。じぶんはナンの価値もないんだ、って思い込まされているなら。少しずつ、その人が縮んでいってしまうような。からっぽのにおいがする。
「ずっと一緒に」
なんて甘い響きだろう。
愛してるなら、そういってほしい。誰かに愛してもらいたい。
いま。私は、誰かを愛していく方を選ぶ。期待をしない。傷ついても、ただ、愛す。愛する。そしていつか、誰かのずっと一緒にいる存在でありたい。じぶんのそばにはいなくても。覚悟ができてるとは思わないけど、へっぴり腰でも進むのだ。
最後に。十年以上、愛用のMyバッグさんを紹介するよ。いつでもこの気持ちでありたい。
"Only is not lonely."
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