おもちゃ病院に行ってみたらば＜横浜市内＞
はじめて、おもちゃ病院を利用してみた。壊れてしまった思い出のオルゴール。娘②（次女）が、ねじを逆方向に振り切ってしまった結果、音は鳴らず、回るはずのサーカスのモティーフも動かなくなってしまった。そんな矢先、近くのコミュニティセンター（横浜市内）で「おもちゃ病院」が開かれていたので、持って行ってみた。
部屋に入ると数人のボランティアの「おもちゃドクター」たちがセッセと、おもちゃの持ち主の子どもに聞き取りをしながら、おもちゃの修理をしていた。このおもちゃ病院のポイントは、おもちゃの持ち主である子どもが、必ず同席しなければならないことだ。患者によりそうような小さな子どもたちの神妙な姿がほほえましい。不謹慎にもわらってしまう。ここは病院だ。
さて、うちのオルゴールは、預かりで直す「手術」になってしまった。どうやら作りが独特らしい。百戦錬磨のドクターも「はじめてみた」仕組みとのこと。ある部品がないと修理不可になってしまうものなのだ。私もお手伝いします、ということで国内卸売メーカーに連絡をとり、そこからさらに国内輸入元にアプローチしてもらって、部品が調達できるか調べてみた。結果、ムリ。私はドクターに連絡し、動かなくても元に戻してもらって保管する旨を伝えた。
そして、手術も終わり、今朝ドクターからオルゴールが戻されたのだが、な、なんと！ちゃんと音楽が鳴り、モティーフもそれに併せて回るように直っていた！！（しかも、ちゃんとカルテならぬ、手術経過を書いてきている・・・素晴らしい）
部品が手に入らないわかっても、なんとか直してみせる！そんなドクターの気概と機転で、思い出のオルゴールはよみがえったのだ。これぞ職人魂！朝早いコミュニティセンターで私はキラキラしてしまった。ちなみにかかった費用は交換したオルゴール代３２０円のみ。調べてくれた卸売りメーカーの女性、おもちゃドクターに心から感謝。地域ボランティアでやっているので要チェック。なにより、どうしたら直るかな？とみんなで考えるのは楽しい。
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